男子バスケットボール日本代表チーム アカツキ ジャパン（ＡＫＡＴＳＵＫＩ ＪＡＰＡＮ）の戦い
バスケットボール初心者にとってこの大会は、日本代表が勝ち進むかどうか？ だけでは無く、２０２４年に開催されるパリオリンピック出場権獲得もかけた戦いだという事を知って応援すればより一層楽しめると思い、出来るだけわかりやすくまとめました。
まさに リアル スラムダンク！！です。
本題の前に、ＦＩＢＡって何？
ＦＩＢＡは国際バスケットボール連盟（Federation Internationale de Basketball）
の略称で、世界中のバスケットボール協会が加盟する団体です。
５人制・３人制のバスケットボールの国際ルールを決めたり、主要な国際大会を
主催しています。
サッカーで言うと、ＦＩＦＡみたいなものですネ！
大会日時と概要
２０２３年８月２５日から９月１０日にかけて、フィリピンをメインにして
日本・インドネシアの３カ国共催で行われ、日本は開催国枠で出場が認められています。
日本での会場となるのは沖縄アリーナで、日本国内のＢ１リーグ（２０２２～２３シーズン）
で初優勝を果たした琉球ゴールデンキングスの本拠地です。
参加国は全世界３２ヵ国の代表チームで、まずグループステージ１次ラウンド
（８月２５日～３０日）が行われます。
４チームずつが、８つのグループ（Ａ～Ｈ）に分かれて総当たりで試合をし、
各グループの上位２チーム（１位と２位）の１６チームがグループステージ２次ラウンド
に進みます。
そして、決勝トーナメント進出となります。
各グループの下位２チーム（３位と４位）は、順位決定戦に進みます。
詳しい内容はこちらを参照http://www.japanbasketball.jp/
【パリオリンピック２０２４】の出場権獲得も賭けた戦い
２０２４年に行われるパリオリンピック、そこでの男子バスケットボール（５人制）の
出場枠は１２です。
この大会で、その内の７枠が各大陸の順位上位国に与えられるからです。
アメリカ大陸 ２枠（上位２カ国）
ヨーロッパ ２枠（上位２カ国）
アフリカ １枠（最上位国）
アジア １枠（最上位国）
オセアニア １枠（最上位国）
という内訳で与えられます。
まずは、１次リーグ突破目指して！
日本代表（３６）はグループＥで、
ドイツ（１１）
フィンランド（２４）
オーストラリア（３） ＊数字はＦＩＢＡランキング
と対戦します。
いずれのチームも日本より格上で、強豪ぞろい！！
過去のワールドカップ（過去５大会）では、いずれもグループステージ敗退で前回
２０１９年の中国大会では、０勝５敗と惨敗！！
しかし先に挙げたとおり、ここは何としても１次リーグを突破する事でアジア最上位を
確定して、パリオリンピック出場権を獲得したいところです。
女子代表チームも指揮した名将！！
２０２２年に男子代表チームのヘッドコーチとして就任したのは、トム・ホーバス氏で
２０１７年から女子代表チームの指揮をとり、２０２２年の東京オリンピックでは見事に
銀メダルを獲得したことも記憶に新しいところです。
日本語も堪能で、メディアにもよく出演していて親しみやすいキャラクターですが、
熱血指導で誰よりも勝利にこだわる名将と言えると思います。
注目の選手たち！！
本場アメリカ、バスケットボールリーグの最高峰 ＮＢＡ で活躍する２選手！
＊ＮＢＡとは、ナショナル・バスケットボール・アソシエーションの略でアメリカの
男子バスケットボールのプロリーグ。
・八村 塁（２５歳）選手 ロサンゼルス・レイカーズ所属
ＮＢＡでは堅実なプレーする選手ですが、まだまだ伸びる事間違いなしです。
あの侍ジャパンで活躍した大谷 翔平選手とも親交のある日本のエース！！
・渡邊 雄太（２８歳）選手 ブルックリン・ネッツ所属
八村 塁選手とは違い、ＮＢＡの２部リーグからスタートして徐々に頭角を現した
苦労人だと思います。
ディフェンス力がありスリーポイントシュートも得意とするオールラウンドプレーヤー！！
この２人以外にも、日本国内リーグのＢ１リーグなどで活躍する
・富樫 勇樹（２９歳）選手 千葉ジェッツ
・河村 勇輝（２２歳）選手 横浜ビー・コルセアーズ
・富永 啓生（２２歳）選手 ネブラスカ大学（アメリカ）
といった面々が代表メンバー入りして大暴れしてくれれば、八村 塁選手や渡邊 雄太選手
へのマークも弱まって面白い試合展開が期待できそうです。
また新たなドラマが見られる事を楽しみにしましょう！！
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