侍ジャパンの2人、大谷翔平選手と山本由伸選手の移籍先が決定しましたネ!!
彼らがMLBワールドシリーズで活躍して、
優勝する姿を見るのが楽しみで仕方ない方も多いと思います。
移籍先のMLB(メジャーリーグ)のロサンゼルス・ドジャースには、
これまでに何人かの日本人選手が在籍していました。
そこで、ロサンゼルス・ドジャースのドジャー・ブルーと呼ばれる
チームカラーの青色を基調とした、
ユニフォームに身を包んで活躍した日本人メジャーリーガー、
ドジャー・ブルーの侍たちを振り返りたいと思います!!
この記事を読めば、よりロサンゼルス・ドジャースというチームに親近感が沸き、
きっと試合も10倍楽しめると思いますヨ!!
是非、最後までお読み下さい!!
歴代のドジャー・ブルーの侍たち
野茂 英雄
‘68年8月31日生まれ 投手(右投・右打)
‘95年~‘98年、‘02年~‘04年 ロサンゼルス・ドジャースに合計7年間在籍
ドジャースでの通算成績、191試合に登板 81勝66敗の成績を残しました。
日本では、‘90年~‘94年 近鉄バファローズ(現在のオリックス・バファローズの前身球団の一つ)
に在籍し、日本を代表する投手として活躍しました。
‘95年にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約し、
トルネード投法と呼ばれた身体を大きく使う投げ方で好成績を挙げ、
その年の5月に30年ぶりの日本人投手としてメジャーデビュー。
1年目から13勝6敗、236奪三振でドクターKと呼ばれ大活躍しました!!
‘08年にカンザスシティ・ロイヤルズで現役引退するまで、14年間メジャーで活躍しました。
彼がいたからこそ、日本人がMLB(メジャーリーグ)に挑戦するという道が開かれました。
その活躍は、後に続いた日本人メジャーリーガーとは比較にならないでしょう!!
彼の活躍については別の記事で紹介していますので、また是非お読みください!!
因みにこの当時、史上2人目で約30年ぶりの日本人メジャーリーガーの誕生でした。史上初の日本人メジャーリーガー(アジア初でもある)は、
村上賢則(’44年生まれ)です。
日本の南海ホークス(現在の福岡ソフトバンクホークスの前身球団)から
メジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した左投の投手です。
’64年~’65年の2年間で5勝をあげて活躍しました。
石井 一久
’73年9月9日生まれ 投手(左投・左打)
‘02年~‘04年 ロサンゼルス・ドジャースに3年間在籍
ドジャースでの通算成績、86試合に登板 36勝25敗の成績を残しました。
日本では、‘92年~‘01年 東京ヤクルトスワローズに在籍。
‘02年ポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースに入団、
主にリリーフ投手として活躍しました。
‘05年にニューヨーク・メッツへ移籍MLBで4年間活躍した後、
再び日本球界に復帰し‘13年現役引退しました。
木田 優夫
’68年9月12日生まれ 投手(右投・右打)
‘03年~‘04年 ロサンゼルス・ドジャースに2年間在籍
ドジャースでの通算成績、6試合に登板 0勝1敗の成績を残しました。
日本では、‘89年~‘97年 読売ジャイアンツ、‘98年オリックスバファローズに在籍。
‘99年FAでMLB(メジャーリーグ)のデトロイト・タイガースに入団、ロサンゼルス・ドジャース、
シアトル・マリナーズで投手として活躍しました。
その後は再び日本球界に復帰し、‘12年に現役引退しました。
中村 紀洋
’73年7月24日生まれ 内野手(右投・右打)
‘05年 ロサンゼルス・ドジャースに1年間在籍
ドジャースでの通算成績、17試合に出場 39打数5安打で打率1割2分8厘・3打点・本塁打0でした。
日本では、‘92年~‘04年 近鉄バファローズに在籍、‘04年には日本代表としてシドニー五輪に出場、
日本の銅メダル獲得に大きく貢献しました。
‘05年にロサンゼルス・ドジャースに入団、MLBに挑戦しました。
その後は再び日本球界に復帰し、‘14年に現役引退しました。
斎藤 隆
’70年2月14日生まれ 投手(右投・左打)
‘06年~‘08年 ロサンゼルス・ドジャースに3年間在籍
ドジャースでの通算成績、180試合に登板 12勝7敗81セーブの成績を残しました。
日本では、‘91年ドラフト1位で大洋ホエールズ(現在の横浜DeNAベイスターズの前身球団)
に入団し、‘05年まで主に先発投手とし活躍しました。
抑え投手としても、‘01年27セーブ ‘02年20セーブをあげる活躍をしました。
‘05年に自由契約となり、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約で入団、
その年にメジャーへ昇格し抑え投手などで好成績を収めました。
その後、MLBのレッド・ソックスやダイヤモンド・バックスを経て‘13年に日本球界に復帰、
‘15年に現役引退しました。
黒田 博樹
’75年2月10日生まれ 投手(右投・右打)
‘08年~‘11年 ロサンゼルス・ドジャースに4年間在籍
ドジャースでの通算成績、83試合に登板 28勝30敗の成績を残しました。
日本では、‘96年ドラフト2位で広島東洋カープに入団し、
最多勝などのタイトルを獲得するなど‘07年まで活躍しました。
‘08年FAでロサンゼルス・ドジャースに入団、先発投手として活躍しました。
‘12年にはMLBの名門ニューヨーク・ヤンキースに移籍し、3年間先発投手として活躍しました。
ロサンゼルス・ドジャース在籍中の‘10年からニューヨーク・ヤンキース最終年の‘14年まで、
連続5年2ケタ勝利を収め抜群の安定感で大活躍しました。
‘15年に広島東洋カープに復帰、2年連続2ケタ勝利を収めリーグ優勝にも貢献し、
‘16年に現役引退しました。
前田 健太
’88年4月11日生まれ 投手(右投・右打)
‘16年~‘19年 ロサンゼルス・ドジャースに4年間在籍
ドジャースでの通算成績、137試合に出場 47勝35敗6セーブの成績を残しました。
日本では、‘06年ドラフト1位で広島東洋カープに入団し、
最多勝2回・最多奪三振2回・最優秀防御率3回・沢村賞2回・ベストナイン3回選出等々、
多くのタイトルを獲得しエースとして大活躍しました。
ポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースに入団し、先発投手や抑え投手として活躍。
‘16年‘17年と2年連続2ケタ勝利、ワールドシリーズでは日本人初2年連続の登板も成し遂げました。
‘20年~‘23年はミネソタ・ツインズで活躍し、FAとなって‘24年デトロイト・タイガースに入団。
ダルビッシュ有
’86年8月16日生まれ 投手(右投・右打)
‘17年 ロサンゼルス・ドジャースに1年間在籍
ドジャースでの通算成績、9試合に登板 4勝3敗の成績を残しました。
日本では、‘05年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団し、
‘06年~‘11年に6年連続2ケタ勝利、沢村賞・最多奪三振3回・最優秀防御率2回
など多くのタイトルも獲得して、エースとして大活躍ました。
‘09年の第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)で先発投手や抑え投手として活躍。
決勝の韓国戦では、抑え投手として登板し胴上げ投手になりました。
‘12年にMLBのテキサス・レンジャーズに入団し、3年連続2ケタ勝利を挙げました。
‘17年途中にロサンゼルス・ドジャースに移籍し、ワールドシリーズで登板しました。
その後は、シカゴ・カブスを経て‘21年からサンディエゴ・パドレスで活躍中で、
‘23年に野茂英雄以来の日本人投手として2人目のメジャー通算100勝を挙げた!!
‘23年の第5回WBC(ワールドベースボールクラシック)に14年ぶりに出場。
日本人メジャーリーガーでただ一人、日本代表の宮崎キャンプから参加しチームの団結に貢献。
最年長として若手を盛り立てるなど、日本代表(侍ジャパン)の世界一奪還に大きく貢献しました。
筒香 嘉智
’91年11月26日生まれ 外野手(右投・左打)
‘21年 ロサンゼルス・ドジャースには5月~8月という短期間の在籍
ドジャースでの通算成績、12試合に出場 25打数3安打で打率1割2分0厘・2打点・本塁打0でした。
日本では、‘09年ドラフト1位で横浜ベイスターズ(現在の横浜DeNAベイスターズの前身球団)
に入団し、‘16年にホームラン王・打点王の2冠に輝くなど‘19年まで在籍。
‘17年の第4回WBC(ワールドベースボールクラシック)に選出され、
日本代表(侍ジャパン)の4番打者として活躍しました。
‘20年にポスティングシステムでMLBのタンパベイ・レイズに入団し、
ロサンゼルス・ドジャースやピッツバーグ・パイレーツを経て、
現在はアメリカの独立リーグでメジャー復帰を目指しています。
大谷 翔平
’94年7月5日生まれ 投手(右投・左打)
‘24~ ロサンゼルス・ドジャースと10年契約、契約金総額は約7億ドル(約1,015億円)
と野球界だけで無く全プロスポーツ選手の史上最高額と言われる超大型契約です。
日本では、‘12年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。
‘17年まで5年間プレーし、‘15年に最多勝利・最優秀防御率・最優秀勝率・ベストナインを受賞、
‘16年にMVP・ベストナイン(投手として)を受賞するなど、投手と野手の二刀流で大活躍しました。
‘17年オフにポスティングシステムでMLBのロスアンゼルス・エンゼルスに入団し、
‘23年までの5年間、唯一無二のリアル二刀流で大活躍!!
エンゼルスで獲得した主なタイトル
‘18年 新人賞
‘21年 MVP、コミッショナー特別表彰、シルバースラッガー賞
‘23年 MVP、シルバースラッガー賞、最多本塁打王(ホームラン王)
*ホームラン王はMLB初の日本人選手の獲得!!
‘23年の第5回WBC(ワールドベースボールクラシック)
ダルビッシュ有らと共に日本人メジャーリーガーとして参加リアル二刀流で投打で大活躍!!
アメリカとの決勝戦では最終回に抑え投手として登板、胴上げ投手になりました。
大会MVPを受賞するなど、日本代表の14年ぶり世界一奪還に大きく貢献しました。
山本 由伸
’98年8月17日生まれ 投手(右投・左打)
‘24~ ロサンゼルス・ドジャースと12年契約、契約金総額は約3億ドル(投手として史上最高額)
日本では、‘16年ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団。
‘23年まで7年間プレー、通算成績172試合に登板 70勝29敗1セーブ、
タイトルもMVP(3年連続)3回、最優秀防御率(3年連続含む)4回、最多勝3回、
最多奪三振(4年連続)4回、沢村賞(3年連続)3回、ベストナイン(3年連続)3回
等々を受賞しエースとして活躍しました!!
‘23年の第5回WBC(ワールドベースボールクラシック)では、
大谷翔平らと共に日本代表の14年ぶり世界一奪還に大きく貢献しました。
ワールドシリーズ優勝を目指す
ドジャースでのワールドシリーズ出場経験者は、
‘17年 ダルビッシュ有、前田健太
‘18年 前田健太
ですが、2度とも優勝を逃しています。
大谷翔平、山本由伸の加入で、ドジャースは投手陣、打撃陣の両面で強化されました。
打撃陣では、大谷翔平は打者としては中軸を担い、先発ローテーションの一角を担う
山本由伸の安定した投球も期待できます。
この2人の活躍でワールドシリーズ進出が決まりワールドチャンピオンになれば、
歴代ドジャー・ブルーの侍で初の快挙です!!
彼らの活躍も楽しみですが、彼らの活躍がワールドシリーズ進出に繋がれば、
日本でもシーズン中から野球熱も上がり野球人気に拍車がかかるでしょう!!
更に、WBCやオリンピックなど国際大会も今以上に盛り上がるでしょう!!



まとめ
このように現在まで、ドジャースに在籍した歴代11人のドジャー・ブルーの侍がいます。
今まで以上にロサンゼルス・ドジャースを身近に感じてもらえたでしょうか?
‘24年のシーズンから加入した大谷翔平と山本由伸のふたりの
ドジャー・ブルーの侍がどんな活躍をするか?
2人の加入でこのチームに、また新たにどんなサムライ魂の伝説が刻まれるのか楽しみです。
2人とも長期契約なので活躍はもちろん、過去9人の侍がなれなかったワールドチャンピオンに在籍中に何回ワールドチャンピオンになるのか?も注目したいところです。
また、この2人がいる間にあと何人の侍が新たに入団し、
共にプレーすることになるのかも楽しみなところですネ!!
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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