今回はラーズ ヌード バー選手の WBC 2023 大会における活躍
について独断と偏見で考察してみました。
Lars Nootbaar(ラーズ・ヌートバー)選手とは
ラーズ・ヌートバー選手は、オランダ系アメリカ人の父 チャーリー・ヌートバーさんと日本人の母 久美子さんの間に生まれた3人兄弟の末っ子で、MLB(アメリカのプロ野球における最上位のリーグ。メジャー・リーグ)のチームの一つであるセントルイス・カージナルスに所属する’97年9月8日生まれの25歳です。
兄のナイジェルさんは元野球選手で、マイナーリーグでプレーしていました。姉のニコールさんは元バレーボール選手です。
父のチャーリーさんもアマチュア野球のコーチをするなど、ヌートバー家はなかなかの体育会系のようで、そういう面で恵まれた環境にあったようです。

【外付け特典:侍ジャパンオリジナルスマホショルダー付き】憧れを超えた侍たち 世界一への記録 豪華版【DVD】(初回生産限定特典:侍ジャパン2023WORLD BASEBALL CLASSIC™優勝記念ステッカー封入)
Lars Nootbaar(ラーズ・ヌートバー)選手の活躍
ヌートバー選手の活躍は、今や毎日のようにスポーツ番組などでMLBで活躍する日本人メジャーリーガー大谷翔平選手や吉田正尚選手らとともに、まるで彼もまた海を渡ってメジャーに挑戦した選手かと錯覚するように報じられています。
また、日本代表の帽子やユニフォームを着て現地のスタジアムに訪れる子供たちも見かけますし、そんな彼らに心よくサインするヌートバー選手の姿も微笑ましいところです。
そんなヌートバー選手の2023WBC(ワールドクラシックベースボール)での侍ジャパン不動の1番バッターとしての活躍は、7試合の通算成績を打率 269・ 打点 4 ・出塁率 424 とし、まさに大活躍でした。

Lars Nootbaar(ラーズ・ヌートバー)選手の活躍が野球界に与えた影響
ヌートバー選手は、日系アメリカ人がメジャーで活躍できることを証明しただけでなく、日系アメリカ人が日本代表として文化の違いや言語の違いを乗り越えて活躍し、野球というスポーツを通して一つになり、目標に向かって突き進む事の素晴らしさを見せてくれました。
その姿は、将来に日本代表『侍ジャパン』としてプレーすることを目指す子供たちに夢と希望を与えただけでなく、侍ジャパンとしてプレーしたいと願う世界中の日系人を増やす事にも貢献したことでしょう。
大谷翔平選手と交わした約束
また、一つエピソードがあります。
今大会の別れ際に、ヌートバー選手は大谷翔平選手から腕時計をプレゼントされたそうです。
そしてヌートバー選手に、3年後に開催されるであろう次回大会にも必ず日本代表の選手として選ばれる事、決してアメリカ代表として出場しない事を約束し、『もしも約束を破ったら腕時計をかえしてもらうからね!』と大谷翔平選手は言ったそうです。
カッコイイ~ですね!
しかし、そんなヌートバー選手の活躍だけでなく、準決勝(日本対メキシコ)での日本代表の劇的な勝利、決勝でのトラウト対大谷翔平選手のドラマチックな対決などで盛り上がった今大会を見て、各国代表に選ばれたいと思った現役選手や第2、第3のラーズ・ヌートバー選手が現れるかもしれないと思うと日本のプロ野球やMLBの見方も変わることでしょう。
その後の活躍
メジャーリーグ(MLB)セントルイス・カージナルスで、現在レギュラーで大活躍を続けています。
自身初の2試合連続ホームランを放ったり、3番バッターや4番バッターとして先発出場するなど、
チームの顔となっています。
最後に
日系人初の侍ジャパンに選ばれたパイオニア、そしてガッツあるラーズ・ヌートバー選手の活躍と雄姿が次回WBC大会でも見られる事を願いつつ終わりたいと思います。
コメント